品質保証|航空機脚システム - 人と仕事 - 住友精密工業株式会社|新卒採用サイト
- 航空機の離着陸を守る品質保証。
- T.N2008年入社
- 私の仕事内容
- 官公庁および国内外の航空機メーカー、航空機脚メーカーから依頼を請けた、航空機の脚製品の品質保証業務を主に行っています。品質保証部には受入検査(入口)と最終検査(出口)の2つの検査ラインがあります。受入検査(入口)では協力会社から入ってくる部品の検査を、最終検査(出口)では社内で製造した部品を、それぞれ検査していきます。私の仕事は、これら2つの検査手順の作成・改訂や、社内外の不適合・クレーム対応、 品質管理システムの構築、協力会社への品質指導などです。万が一、不適合やクレームが発生した場合は、社内の製造部門や協力会社とともに原因を究明し、同じ問題が起こらないように作業・検査手順の改訂など対策案を検討します。必要に応じて協力会社の現場を視察し、品質監査・指導も行います。
- 仕事のやりがい
- 私たちは航空機の脚をつくっていますが、脚がなければ離陸も着陸もできません。その重要な部品づくりに関わっているというやりがいを日々感じています。テレビで当社の脚が使用された航空機の映像を見る機会も多いです。例えば、紛争地域にいる日本人を救助するために官公庁が使用するC-2 輸送機、海外の不審船を偵察するF-15/F-2戦闘機や2021年の東京オリンピックで五輪マークを描いたT-4/ブルーインパルス等。民間の航空機だけでなく、日本国内、及び世界の安全を守る航空機にも多数我々の製品が使用されていることは大きな誇りです。官公庁や国内/外の航空機・機体/脚メーカーとの取引で築いた実績と長年の信頼。その陰には、常に製品の品質に目を光らせる品質保証の存在があります。
- 仕事の難しさ
- 脚のトラブルで機体が動かないとなった場合は大きな問題です。それが例えば、災害時の救援機であれば人命にも関わりますので、いかにトラブルが起きないように、事前に不具合を解消できるかが我々品質保証のミッションで、特に業務を行う上で大切なのは社内の他部門や社外(顧客、協力会社)とのコミュニケーションです。脚製品のモノづくりには、機械加工、熱処理、メッキ、塗装など、複数の工程があり、自身/品証だけで解決することが困難な課題、問題ばかりなので迅速に問題解決できるよう自分自身だけで悩まず、部内の上司、同僚や他部門の有識者と積極的に意思疎通/コミュニケーションを取って問題点を解決していきます。また、状況に応じて協力会社へ問題点改善に向けた品質監査・指導も行います。
- 入社動機と
入社後のイメージ
- 父が家電メーカーに務めていたこともあり、小さな頃からモノ作りに関わりたいと感じていました。そのため私自身も家電メーカーに入社しました。住友精密工業に興味を持ったのは尼崎に日本では珍しい、航空機の装備品メーカーがあると知ったこと。さらに、グローバルに仕事ができることにも惹かれ、応募しました。面接では人事部長や品質保証部長が各職場を案内してくださり、コーヒーまでご馳走になりました。面接でコーヒーが出たのは弊社だけ(笑)。人のあたたかさを感じました。入社して驚いたのは脚製品の部品点数の多さとリードタイムの長さ。脚製品は約5~600 の部品で構成されており、完成まで約2、3 ヶ月かかります。部品知識や技術が多いので、成長スピードも早いと思います。
- 当社の自慢
- 防衛省や国内の機体会社へ納入される航空機装備品は国防に関わるもので、我々の製品が国防の一旦を担っているというところが最大の魅力です。また、上司、同僚ともコミュニケーションが取りやすく、風通しのよい会社だと思います。問題・課題は会社および部門全体でOne teamとなって解決しよう!!という雰囲気がありますね。仕事以外でも、社員交流が盛んで、工場内には、飲み屋さん、サウナ、トレーニングジム、コンビニが併設されており、普段から私もよく利用しています。トレーニングジム→サウナをした後に飲み屋に行くことが多く、これらの施設を利用することでAfter 5時以降も他部署の方と交流が生まれています。
- メッセージ