モデルベース開発(MBD)手法の研究

当社では、脚システムの開発において、コンピュータ上でシステムモデルやコンポーネントのモデルを作成してシミュレーションを実施することで、コンポーネント要求の設定、妥当性の確認、評価といった一連の設計プロセスにモデルベース開発(MBD:Model Based Development)を適用しています。
本研究では、制御系、構造系それぞれで行ってきたシミュレーションを連携させる連成解析(Co-Simulation)技術の向上、顧客やサプライヤとの情報交換で使用していた2D図面の3D図面(3Dモデル)への置き換え、加工・検査といった一連の製造プロセスでの3Dモデルの有効活用、積層造形(AM:Additive Manufacturing)技術の採用、ソフトウェアのソースコードの自動コード生成(ACG:Auto Code Generation)の採用、ハードウェアインザループシミュレータ(HILS:Hardware-In-the-Loop Simulator)による評価など、あらゆる面においてMBDを導入するための検討を進めています。これらのMBD技術により、最適なシステムおよびコンポーネント設計を実現し、脱炭素社会に必要な電動化を後押しするとともに、軽量化にも貢献します。

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